
こんにちは♪oval squidです。
今回は春イカエギングのお話
エギングには数釣りの秋と大物を狙える春がエギングを最大限に楽しめるシーズンになります。
秋のエギングは簡単ではないにしろデイでもナイトでもなんとか釣れるシーズンが終わりここから厳寒期に入り春イカシーズンに突入します。この時期が最も難しいシーズンとなります。
地域差はありますが、本当に年間で1番大変な時期です。
私なりの見解で春のアオリイカ釣りについてお話ししたいと思います。
私なりのアオリイカの知識と初心者程度釣りレベルですが、アオリイカの特性と釣りの成功へと導く方法を解説します。
- ステップアップその1 : 軽いエギを使う
- ステップアップその2 : カラーに振り回されない
- ステップアップその3 : ロッドを送るテクニック
- ステップアップその4 : フッキング(横抱き、追い合わせ)について
- ステップアップその5 : 厳寒期のエギング


ステップアップその1 : 軽いエギを使う
着底が分かりにくい場合でも、シャロータイプのエギを使用し、底付近に持っていくことが重要です。
アタリを取ることよりも、まずはエギを漂わせることを優先しましょう。活性の低いイカや大型のイカに違和感を与えないために、ラインを無理に張りすぎないようにします。
スローに動かしすぎず、ベイトが水中でフワッとステイしているイメージで操作することがポイントです。
ステップアップその2 : カラーに振り回されない
釣れない理由をカラー選択に結びつけないことが大切です。
エギの重さと大きさが水深や潮にマッチしているかを確認しましょう。
信じて投げることが重要で、釣れると信じた色合いのエギを使い続けます。色を変えるのは最後の手段として考えましょう。
アオリイカ釣りにおける餌木のカラー選び
エギにはさまざまなカラーバリエーションがありますが、あまり気にしなくてもいいと思います。自分が好きなカラーをチョイスするだけで良いと思います。気に入ったもので反応がなければ違うカラーを使います。
参考程度のカラー選び知識
晴れた日中には、視認性の高いピンクやオレンジ、虹テープが効果的です。一方、中層や低水温時、曇りやマズメ時、ナイトにはパープルやグリーン、赤テープが適しています。エギの選択においては、アオリイカが色を識別できないものの、色の濃淡には反応するため、単色系の方がシルエットがはっきりしアオリイカがエギを認識しやすいと考えます。なので多くのカラーを持参すると選択に悩むため、必要な色だけを持って行くことが推奨されます。 このように、シンプルなカラー選びが効果的だと思ってます。
ステップアップその3 : ロッドを送るテクニック
「送る」という作業が非常に重要です。これはイカを抱かせるためのテクニックの一つです。このテクニックはSHIMANOインストラクターの湯川マサタカさんが動画などでよくやってるのを見かけます。
しゃくり後のフォール時に、ロッドを静止させるのではなく、ほんの少し前にロッドを送りこみます。送ることで、エギが一瞬落ちる動きを演出します。 エギを見に来ているイカが手前で止まって逃げていくことってよくあるシチュエーションですね。そんな時に、スッと下に一瞬落ちるような動きをする事でもう一つ追いかけて抱く事に至る。ティップランでもしゃくりで止め!と言いますが、止めた後に少し竿先を送り込む。これだけでアタリの数が格段に変わるのです。是非ともトライしてみてください。
本物のベイトは、食われるとき静止しない
本物のベイトって食われるまで静止したままでいるでしょうか?
答えはNOです。
追われれば逃げる。これは自然の摂理です。だからエギも同様に動かす必要があります。フォール中にロッドを少し前に送ることで、イカが追いかけて抱く可能性が高まります。
フッキング(横抱き、追い合わせ)について
フッキングの基本
アオリイカを釣る際、フッキングの状況を見極めることが重要です。特に、横抱きや追い合わせのテクニックが効果的です。
1. 引きの強さで判断
- ドラグが出る引き: イカがしっかりフッキングしている可能性が高い。
- ドラグが出ない引き: イカが小さいか、横抱きの可能性がある。
2. 横抱きの場合の対処
- 引きが鈍い場合は、ドラグを緩めてやりとりを優先することが重要です。
- 横抱きのイカは、フッキングが難しいため、慎重に寄せることが必要です。
3. 追い合わせの注意点
- 追い合わせは効果的ですが、掛かり所を確認せずに行うとバラシのリスクが高まります。
- 特に大きなイカの場合、まずは違和感を与えずに寄せ、確認後に追い合わせやドラグを締めるなどの対処が求められます。
このように、フッキングの際はイカの引きや状況をしっかり観察し、適切な対処を行うことが成功の鍵となります。
厳寒期のエギング
厳寒期のエギングは、釣りが最も難しいシーズンです。この時期の攻略法は「静の釣り」を意識することが重要です。具体的なポイントを以下にまとめます。
- スローなアプローチ:
- スローに沈むものや、スローに動かすことを心がける。
- ドラグを緩くし、漂わせる時間を長くする。
- まずめの時間帯:
- 朝と夕方のまずめの時間帯に潮場を狙う。
- 潮場とは、岬や河口など潮が動きやすいポイント。
- デイの釣り:
- 水温が温まる午後からが狙い目。
- 水深のある潮の緩い場所にあるストラクチャーを探す。
- 水温変化への対応:
- 水温が下がることを考慮し、1日のゲームプランを組み立てる。
- 水温変化が激しい場合は、深場を狙うことも重要。
- 自信を持つ:
- カラー選択、エギのサイズや重さ、立ち位置、投げるコース、攻める層、潮のタイミング、地形の読みなど、全てに自信を持って挑む。
- 信じて投げ続ける:
- 疑心暗鬼にならず、信じて投げ続けることが成功の鍵。

このように、厳寒期のエギングでは、静の釣りを意識し、慎重にアプローチすることが大切です。
これらのテクニックを試して、アオリイカ釣りの成果を向上させてみてください。